huuli's blog

アラフィフの子育て、健康、美容について徒然なるままに書きつく

息子よ 何故 電車の中で携帯電話を落とすのだ!

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メリークリスマス!!

 

とは言え 子供たちは大学生。そんな家庭にクリスマスなんてあるのか?

 

息子はアルバイト(彼女はいる)。娘はデート。

バイトがなくても、彼氏がいなくても、家族で三角帽をかぶって クラッカー鳴らしてる大学生がいたら ちょっとかわいそうですけどね(笑)

 

そんな息子は、こんな日に 東京の企業で 最終面接。

始発の電車で行き、とんぼ返りしてそのまま終電までバイト、という分刻みのスケジュールだ。

昨夜もバイトの為終電で帰ってきて、睡眠時間は3時間程だろう。

若いって すごいね!

 

朝、私が6時に起きたら リビングに物が散乱!

「ど・・・!どろ・・・・」と叫びそうになったところで我に返る。

あ、そうだった・・・

どうやら寝坊せずに出掛けたらしい。ホッと胸を撫で下ろす。

第一志望の企業ではなさそうだが、社会人になる確約が得られると良いのだが・・・

などと 親として子供の成長に思いを馳せ ゆで卵を剥いているところで 電話が鳴った。

朝の7時前に電話をかけてくる人間ってそうはいない。嫌な予感がした。

 

「あ、もしもし?あのさ、電車の中で携帯電話を落としちゃったんだけど。落し物センターに届け出て、見つかったら おかーさんの携帯電話に連絡が入るようにしたからよろしくね。とりあえずこのまま東京行くから」

「えええ!?また??」

 

そう、「また」なのだ。

思い起こせばあれは 8月の終わり・・・まだ4ヶ月しか経ってない!!

あの日も 全く同じ電話が公衆電話からかかってきた。

その日は 大阪まで遊びに行っていての帰宅途中だったのだが、携帯電話をいじっているうちに爆睡してしまい、うっかり座席の隙間に落としてしまったのだ。

携帯電話って 薄っぺらいから 見事に隙間に落ちるんだよね・・・

 

その旨を 落し物センターに申し出てバイトへ行った息子をよそに、こちとらは生きた心地もしない。

もし誰かに拾われたら?悪用されてすごい請求額がきたら??

 

結局 翌日の夕方、諦めて機種変更しようとした直前で 「見つかった」との連絡が入り 事なきを得たのだが。

捜索サービスで おおよその位置情報を確認できていながらも 手元にもどらないもどかしさで、一晩中眠れなかった。

 

そして 思いもかけない早さで その恐怖が再来した。

息子よ、何故なのだ・・・

「寝ちゃってて 起きたら 無くなってた」

それは あかんだろう・・・

 

電車の中で眠くなるのはわかる。しかし、睡魔の気配を感じたところで、携帯電話という貴重品の取り扱いには細心の注意を払うべきだろう。

本人曰く、「気が付いたら寝てる。気が付いたら携帯電話落ちてる。でも探してる時間ない。落し物センターには届けた。そのうち戻ってくるでしょ。」

穏やかにそう語れる息子の鷹揚さ、いや、鈍感さに感服だ。

 

そして 間もなく私の携帯電話が鳴る。

見慣れない番号。

 

見つかった。

 

こういう世の中だから 北から何か飛んできても平和な日常は変わらないんだね。

日本て平和だね、万歳!!

 

 

 

 

 

 

 

受験にまつわる子供の憂鬱。「明日が来なければいい」

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我が家は 受験というものから解放されました。

長男も長女も 只今大学3年生。受験の挫折も苦労も忘れ、パリピな毎日と就職活動で忙しくしております。

 

中学までは成績優秀で、高校は別だが、それぞれトップ校に進んだ我が子たち。

もちろん親として誇らしい一面はあったが、「おたくはいいよね!頭が良くて」と安易に言われる。トップの子がトップ校を受験する苦労や辛さを知らないのだ。

トップ校へ入った途端「凡人」の現実を突きつけられる。「凡人」どころか「落ちこぼれ」である。

大学受験も当然「それなり」の大学を目指す。落ちこぼれも頑張らねばならない。すっかり自信を失くした我が子達は 浪人覚悟で挑む。もちろん、小学校、中学校時代に みなさんが期待したような進路ではない。

そして 親の不安通り、不合格、浪人。さすがに娘は「かろうじて合格した大学」に進学した。

すっかり怠け癖がつきプライドを失った息子は 一年間のらりくらりと予備校に通い、翌年なんとか合格。

 

想像はしていたが、現役時代も胃が痛くなり眠れない日があったが、浪人するとその回数は倍では済まない。

今年も落ちたらどうする?インフルエンザになったらどうする?第一志望の公立大に落ちて滑り止めの私大に行くことになったら 一体いくらかかるのだ??

一気に白髪が増えた。

 

まあ、喉元過ぎれば熱さを忘れる で、3年経てば既に思い出の一ページである。我が家は永遠に「受験戦争」から開放されたのだ。

 

しかし、世間では毎年「受験戦争」は続いているわけで、先日 友人からLINEがきた。「センター試験一ヶ月前にして 息子が消え入りそうな声で不安を吐露し、毎晩

明日が来なければいいのに

と言ってる。どうしたら良いのか・・・」

 

我が子と違って成績は中の上から始まったまじめなD君。脇目もふらず努力を重ねてきた彼に余裕などない。犠牲にしてきた時間が多いほど、結果に期待し、その結果が伴わなかった時のショックは大きいだろう。

現実がまだ先の時期は 単に目標に向かって努力するだけで済む。しかし、カウントダウンが始まると 白か黒しかない現実に足が竦むのだ。

「弛まぬ努力」が美談として続いた時代は終焉を迎える。

 

親としては そんな我が子を見守りながら祈るしかない。

うまい言葉で励ましてやりたいが、妥協で人生を歩んできた親に、説得力はないのだ。

センター試験まであと一ヶ月。

どうか 日本中の受験生に幸あれと願わんばかりだ。

要するに、こういった経験を乗り越えた子たちは強い。何ならちょっとくらい失敗することで、社会の理不尽に抗体がつく。

生きていく、てこういう事の繰り返しなんだと思う。

そして 必ず 「明日は来る」のである。

 

 

 

 

買って良かったもの。電気ケトルじゃなくて ポット、やっぱりコレだよね!

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寒くなると、暖かい飲物が恋しくなるよね。普段は「常温」の水なんかを飲んでいるわけですが、この時期になると「常温」が「冷え冷えドリンク」に・・・

最近、電気ケトルってのが流行ってますね。

ティ○○ールとか・・・わ○こさんとか・・・

CMなんかでも 美男美女の夫婦と愛らしい子どもが真新しいキッチンで 電気ケトルを中心に満面の笑顔で 清清しい朝を表現している。倒してもこぼれず優しく微笑むお母さん、寝坊して慌てる親を横目にスイッチを押す子供。

これぞ理想の我が家!買うっきゃない!

早速、ネットで注文して翌日には到着。無愛想な大学生の娘に「我が家も電気ケトルを買ったよ!」と優しい母。

「え!いいじゃん!欲しかったんだよね~!すぐカップ麺とか食べれるしさ。今、ちょっと使ってみようかな」と、ガサゴソ箱から出して 嬉しそうに説明書を読んでいる。

いい感じだ!

数分後「これ 保温できないじゃん。意味ないじゃん。」

え??????

「それになんだかめんどくさいな~。まあいいや ヤカンで沸かすわ」

いつも異常に不機嫌な顔で 電気ケトル様をまた箱に押し込んで ヤカンに水を入れる娘。

保温できないって?いちいち沸かすの?すぐ沸くからいいの?

私、何を求めていたんだっけ・・・

 

私が欲しかったのは、必要な時に必要なだけすぐに沸くケトルではなく、いつでもボタンひとつで暖かいお湯が出てくる機能だった。

ポットね!!

そして電気ケトルはそのままお蔵入りし、新たに電気ポットを購入。

大活躍ですよ!

ポットの横に、粉末ほうじ茶、緑茶、しょうが湯、昆布茶、コーヒー、紅茶。これはもうやめられません。

ポット買って良かった~!

お口とお鼻の間が長くなってげっ歯類ぽくなるよね

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今週のお題でもあるのですが。

 

お口とお鼻の間って長くなるよね。ここ何年かで「オバ顔の正体」みたいな感じでTVや雑誌でとりあげられるようになって 謎が解けました(笑)

 

確か昔は丸顔だった私。

気が付くと面長に・・・これって鼻の下伸びてたのね・・・

そのせいか、食事中の自分の姿をたまたま目にしたとき、「モルモット!?」て思った。まさに 草食動物のように も~しゃ も~しゃ も~しゃ と上下の歯を擦り合わせるように食べている。

異性との食事の際は気をつけた方がいいね(笑)

 

またある時 お買い物している自分の姿がショーウインドウに映り、「犬!?」と思うこともある。

ブルドッグ顔になってるよね・・・

朝起きた時や、昼寝の後なんかは 張りがあるせいか さほど気にならないんだけど、仕事中や、夕方以降、また暗くなってから運転中に ルームミラーに映った自分の顔に「オバケ!!!」と 本気で震えあがることもある今日この頃である。

 

我が子がネズミ講にひっかかって消費者金融で借入していた! は・じ・め・て・の♪ アコム♪♪

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ある日、自宅から大学に通う息子宛に一通のハガキが届いた。

送付元は 「ACサービスセンター」。 ACサービスセンター??聞いた事ない なぁ?   多趣味で交友関係が広く 見栄っ張りな息子なので クレジットカードの支払いでも滞ったのか?

それにしても思い当たらないその名前を検索してみる。

 

は·じ·め·て·の🎵アコム🎵 ガーーーーーーーーーン☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️☠️

早速 バイトから帰ってきた息子を問い詰める

「ななななななな、なんなのっ!あっ、ア、アコムって!」

恥ずかしいほど カミカミで動揺するアラフィフの母。

パンツ一丁で正座をし、うつむいた息子が深いため息をついた。  

なんなのだ?なんなのだ? ROLEXの時計でも買ったのか?いや、彼女を妊娠させたのか??

だって 残債務金額193,210円なんですもの。。。

深いため息の後 ゆっくりと息子が語り出した。 「これは、ずっと黙っていようと思ったんだけど....実はDに勧誘されて その時 借入したんだ。そのあとすぐにインチキビジネスだと知って....毎月返済していたんだけど」 

なにぃぃぃぃ!?なんだとぉ!?

久々に冷や汗が背中を伝うのを感じた。更年期の為、冷や汗など最近はかいたこともなかった。なるほど、こういう時はやはり冷や汗が出るのだ。

Dとは、息子の大学の同級生である。いや 高校の同級生でもある。何なら小学校、中学校も同じ塾で切磋琢磨して来た幼なじみだ。

そしてもう一つ付け加えるならば、Dの母親は 私のもと同僚であり、今は娘のバイト先の責任者でもある。そして 何を隠そう、その晩 私は Dの母親と 夜カフェに行く約束をしていたのだが 台風で中止したところであった。

Dが大学に入ってすぐ、ブログビジネスなるものを始めたことは聞いていた。そして、ブログ更新が忙し過ぎて休学したのだ。彼はかなり儲けているようだった。幼なじみということもあり、Dが大学を休学した後も時々会っている様子だった。そして、彼に連れられてセミナーに参加している事を耳にした。 ” セミナー ”?? 私はかすかに不安を覚えたが それ以降 息子からDの話を聞くことは 無くなった。

半年ほど経って、「そういえば最近Dは元気にしてるの?」と息子に聞いた。休学をしてまでブログビジネスにのめり込む息子の友人を、老婆心から心配したのだが、息子の口からは驚くべき近況を聞くことになった。

どうやらDのブログビジネスは、ネズミ講で 大学の名前をウリに勧誘していたことから、教務課から呼び出され強制退学になったと言うではないか。 好奇心からそのネズミ講と思われる会社の名前を聞き 検索する。

おおおおおお なんと立派なネズミ様❗❗ 

集団訴訟のページまであった。大学生をターゲットに、30万以上の入会金を 消費者金融で借入させるという手口であった。

※最近は会社名を変え「情報商材」なる薄っぺらな教科書2冊とUSBディスクを高額で売りつけているようだ。

DのインスタにはURLが貼ってあった。 f:id:huuli:20190903160601p:plain

怪しいっ!

  

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とにかく友達から!ここをタップ!!タップ!!

しつこいっ!!

 

そこには  1日1時間で7万儲かる と 情弱な子供がまんまと騙されそうなうますぎる体験談と、札束を手に満面の微笑みを浮かべたDの写真が。。。

 

これ、あかんやつじゃんwww

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そう、 その有り得ないうますぎる話を鵜呑みにしたのが 我が息子であった。そして親切にもDは、アコムでの手続きにもついて来てくれたそうだ。。

そんな正体不明のビジネスで安易に儲けようと ノコノコ消費者金融で借入する我が子に情けなくて涙が出たが、同時に Dに対しても激しい怒りを感じた。

顔も知らない赤の他人に騙されるのとは訳が違う。

これは 私の沽券に関わる問題だ。

許すまじ!!

まずは Dの母親にLINEで連絡した。

以前、Dの母親には「息子さんのやってるビジネス怪しいよ」と忠告したことがあったのだが どういう訳か全く意に介さず、我が子の「頑張りと その収入」に のろけが止まらず有頂天であった。

今回こそ はっきり言わせてもらおう!いささか 親の私が出過ぎた感はあるが、信頼関係につけ込んだ欺罔行為は許せない。

「息子が、Dくんのやっているネズミ講ビジネスに勧誘されてアコムで30万借入させられました。許せません!返金して下さい!」 

直球である。

数分後、Dの母親から  「息子さんからDに直接連絡してくださいとの事です。返金するそうです」

そんなバカな!詐欺グループが 2年前の入会金を返すわけがない! 

と まあ、感情的になりDの母親に一気呵成に訴えたのだが、いつになっても既読にならない。 まさか!? 

ブロックされていた。

1度きりの返事をよこした後、間髪入れずにブロックしたのだ。

Dの母親のこの行動は私のタガを外した。時計は深夜1時をまわっていた。しかしそんなことは私には関係ない。非常識な時間??この場に及んで時間云々など、非常識の範疇ではなかろう!

だって、詐欺なんですもの!32万の被害なんですもの!!

幸い私はDの連絡先も知っていた。長い付き合いなので、息子がDの携帯電話を借りて私に連絡して来たことも何度かあったからだ。もはやアラフフィフだの母親だの恥だの外聞だの品格だの 何もあったもんじゃない。

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さすがに深夜であるためその日返事は無かった。

しかし、私は一睡も出来ないまま朝を迎えた  

そしてDから返事が来た。

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今 気が付いた。。。誤字。。。恥ずかしい。。。

この後、被害届 刑事告訴 弁護士 等々のハッタリワードの連発と、今後の彼の健全な活躍を願うような欺瞞に満ちた母性で情に訴え、Dを屈服させることに成功!!

まさに亀の甲より年の功。大学生なんて まだまだ尻が青い。

  

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この返事を信じて良いのか?息子に続いて私までも騙すのではないか??

このままトンヅラという可能性も払拭出来ない旨を伝え、返金処理をした後に合意解約書を交わす事で話は成立。

そして翌日 通帳記帳し 324.000円の振込みを確認した私は快哉を叫んだ!

同時にアコムにも一括返済し解約手続きを完了した。

これが一番大事な手続きね。。。やれやれだ。

 

実際、この返金処理は、Dが個人的に行なったのか、詐欺会社が行なったかは不明である。Dは「会社」を強調していたが、ここまで迅速な処理を考えるとDの独断でポケットマネーから振り込んだことも充分考えられる。

私としては実際どちらでも良いのだが。。。  

 

しかし今回の一件で、無知で危機管理能力の無い人間もいれば、人生を破綻させるような 悪の組織に足を突っ込む人間もいることを改めて実感した。小学校から成績は常にトップで、運動神経抜群、リーダーシップをとって来た彼が、まさか詐欺師になるとは・・・

大学生は、まさにそういった欲望と誘惑の狭間で揺れ動く年頃であり、社会経験も浅いことから非常に危うい。罪の意識が薄くまさに表裏一体である。

その後 Dから解約の書類は届いていない。私からも連絡はしていない。触らぬ神に祟りなしでこのままフェードアウトだろう。

返金されたことで損失は最小限に抑えることは出来たかもしれないがこれまで支払ってきた利息を考えれば高い勉強代であった。また、支払いが滞っていたこともあり信用情報には不安が残る。金融機関への就活は絶望的かもしれない。

 

今回の事件は 私も勉強になりました。。。

 

うまい話には騙されるな!

自他共栄の精神を忘るべからず!